Lattice Semiconductorは、同社のPLD「MachXO2 LCMXO2-1200」の量産開始を発表した。
MachX02は65nmの低消費電力プロセスを採用したPLDで6製品が用意されている。LCMXO2-1200は、1280のLook-Up Table(LUT)が搭載され、最高60MHzまでのシステム性能に対応し、公称1.2Vの電源で動作し、スタンバイ消費電力は70μWとなっている。組み込みメモリ、PLL、User Flash Memory(UFM)およびデバイスにハードマクロ化され、I2C、SPI、タイマ/カウンタなどの機能が搭載されており、商業用および産業用温度グレードのオプションが提供される。
また、「LCMXO2-1200HC」は公称3.3Vまたは2.5Vの電源で動作し、最高150MHzまでのシステム性能に対応する。最大207のユーザI/Oと堅牢な設計ソリューション(インスタントオン、不揮発性、入力ヒステリシス、シングルチップ)を提供する。
なお、LCMXO2-1200ZEおよびLCMXO2-1200HCは、すでに商業用および産業用温度グレードの両方が100ピンTQFP、144ピンTQFP、132ピンcsBGAなどの低コストパッケージ・オプションで提供されている。また、2011年中には、256ピンftBGAおよび25ボールWLCSP品も提供される予定で。LCMXO2-1200ZE/HC TQFP100の価格は、標準的な量産ボリュームで2.00ドルとなっている。また、2011年末までには、MachXO2ファミリのすべての製品の量産出荷が開始される予定となっている。