Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 is a stand-alone product that provides a reliable and optimized virtualization solution enabling organizations to improve server utilization and reduce costs. |
Microsoftは4月12日(米国時間)、Hyper-V Server 2008 R2の最新版となる「Hyper-V Server 2008 R2 SP1」を公開した。Hyper-V Server 2008 R2は同社が無償で提供しているハイブリッドハイパーバイザ型の仮想化プラットフォーム。SP1ではこれまで公開されたバグ修正が取り込まれているほか、新機能として、Windows Server 2008 R2 SP1と同様、ダイナミックメモリとRemoteFXが導入されている。
ダイナミックメモリはHyper-V Server 2008 R2のメモリ活用の機能を強化するもの。SP1へアップグレードすると自動的に有効になり、ゲストOSの負荷が高い状態になると自動的にシステムの状況に合わせてメモリを確保して動作するようになる。一方、RemoteFXを利用するためには別途設定が必要。
Hyper-V Server 2008 R2はWindows Server 2008 R2をServer Coreモードでインストールして仮想環境に特化した機能のみを利用するといった使い方に似ている。最低限のセットアップを終えた後はWindows 7からリモートコントロールが可能。