Internet Protocol version 4

IPv4のプール枯渇を予測しているIPv4 Address Reportは4月8日時点で、もっとも早くIPv4プールが枯渇する地域インターネットレジストリ(RIR)はAPNICであると推測している。枯渇予測日は4月18日。APNIC - APNIC's IPv4 pool usageの報告によれば、同日における残りブロック数は1.51。

日本へIPv4の割り当てを担当している日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)はIPv4をプールしていないため、APNICのIPv4プール枯渇時で日本の新規IPv4は取得できなくなる。APNICは最後の1ブロック分を通常の割り当てではなくIPv4インターネット接続を維持するために取り置くとしている。実質的に残り1ブロックになった段階で日本におけるIPv4新規獲得は終了する。

4月11日現在、APNICサイトに掲載されているAPNICのIPv4残量グラフ。2011月4月11日で残りが1.51。

実質的に残り0.51ブロックで日本に新規割り当てが可能なIPv4のプールは枯渇することになる。同じペースで割り当てが進んだ場合、1週間ほどで残り0.51ブロックも割り当てが進むことになり、早ければ今週中にAPNICが通常割り当てを実施できるIPv4のプールは枯渇することになる。