radikoは4月6日、「radiko.jp」に、関東・関西地区の周辺ラジオ局が新たに参加する形で4月12日10時より"radiko.jp"の実用化試験配信の拡充を行い、2011年10月の本配信を目指すことを発表した。
新たな参加局は、以下のとおり。
関東地区(7局)
- 茨城放送
- アール・エフ・ラジオ日本
- エフエム栃木
- ベイエフエム
- エフエム ナックファイブ
- 横浜エフエム
- エフエム群馬
関西地区(5局)
- ラジオ関西
- 京都放送
- 和歌山放送
- ラジオNIKKEI
- 兵庫エフエム放送
また、4月中に「北海道局」、「福岡局」も、"radiko.jp"の実用化試験配信の開始を予定しており、3月25日より実用化試験配信を開始した中京エリアを含めると"radiko.jp"の参加局は、2010年12月1日の同社設立時のほぼ計画通りに推移しているという。
現在、"radiko.jp"の平均週間延べ聴取回数は増加傾向にあり、約400万回前後を推移しているほか、3月31日時点で2010年リリースした「radikoガジェット」は約180万ダウンロード(DL)、iPhone版、Android版公式アプリは約200万DLに達している。
radikoでは、今後も、ラジオの「難聴取の解消」や「聴取機会の拡大」を目的とした"radiko.jp"を、情報過剰時代の中で、言葉、音楽、スポーツの感動を通して、人の心を動かし、想像力をかき立てる音声メディア(ラジオ)の存在意義をより高めることを目的に、聴取環境を整え、ネットとの連携による新たなラジオの楽しみ方の提案を推し進め、radikoユーザー(ラジオリスナー)の拡大による、ラジオの媒体価値の向上を目指していくとしている。