NRIセキュアテクノロジーズは、インターネットを介してファイルの交換を行うサービス「クリプト便」の機能を強化し、「承認機能」と「認証連携機能」をオプションとして追加したと発表した。

「承認機能」のサービスイメージ

「承認機能」では、電子ファイルの送信時に、上長が機密性レベルや誤送信でないことを確認し、承認しないと送信されない「上長承認」と、送信後に上長が情報漏えいにつながるような個人アドレスを含んだ外部送信がなかったかどうかを確認する「事後確認」が可能。組織間で異なるセキュリティレベルに応じて、機能の導入を部署やグループごとに選ぶことができる。

一方「認証連携機能」は、IDやパスワードなどの認証情報を安全に交換するためのXML仕様である「SAML」を用いて、認証連携を行うことによりシングルサインオンを実現する。

「クリプト便」サービスは、最小構成で初期費用が2万円、10ユーザーで月額2万円から提供され、承認機能は、初期費用10万円、月額2万円から、認証連携機能は初期費用40万円、月額2万円から利用できる(いずれも消費税別)。