The GNU Compiler Collection includes front ends for C, C++, Objective-C, Fortran, Java, and Ada, as well as libraries for these languages. |
3月25日(米国時間)、コンパイラコレクションの最新版「GCC 4.6.0」が公開された。GCCはほぼ1年おきにリリースされており、今回のバージョンもメジャーアップグレードと位置づけ、機能追加/強化を多数実施している。
GCC 4.6.0における主な特徴は次のとおり。
- Intel Sandy Bridgeプロセッサに対応 (AVX拡張命令セットも対応)
- Intel Core 2プロセッサ最適化機能の導入
- Intel Core i3/i5/i7プロセッサのサポート
- AMD Bobcatプロセッサのサポート
- 次世代C言語スタンダートC1Xの初期サポート
- C++0xスタンダードサポートの改善
- コンパイル時間とメモリ使用量の改善
- プログラミング言語Goサポート追加(デフォルト無効)
- Android Bionic libcのサポート
- サポートするARMプラットフォームの追加
GCCはオープンソースプロジェクトなどでもっとも広く活用されているコンパイラコレクションの1つ。C、C++、Objective-C、Fortran、Java、Ada、Goなど複数のコンパイラが同梱されている。豊富なコンパイラオプションを提供し、多種多様なアーキテクチャに対応している。