NTT東日本、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTブロードバンドプラットフォームの4社は3月25日、東北地方太平洋沖地震に伴ってNTTグループが提供している公衆無線LANエリアの無料開放エリアに、青森県、秋田県、栃木県、群馬県、新潟県を追加したと発表した。
4社はこれまで、東北地方太平洋沖地震に伴い、被災・避難した人々やボランティアなどにインターネット接続環境を提供すべく、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、長野県のカフェ・ファーストフード・ホテルなどでNTTグループが提供する一部の公衆無線LANエリアを無料で開放してきた。
無料開放エリアでは、手持ちの無線LAN対応端末によって無料でインターネットに接続することが可能。接続するには、端末の無線LAN接続の手順に従って、SSIDの「NTT-SPOT」または「wifine」に接続する。できるだけ多くの人が利用できるよう、30分間たつと1度接続が切断される。
無料開放対象の公衆無線LANが使える施設としては、ロッテリア、ドコモショップ、モスバーガー、スターバックス コーヒー、タリーズコーヒーなどがある。無料開放対象の公衆無線LANが使える施設の最新情報は、NTTレゾナントの位置情報サービス「PinQA」で公開されている。
無料で開放される実施期間は、3月18日から6月30日まで。