千葉県水道局は3月24日、松戸市にある「ちば野菊の里浄水場」および「栗山浄水場」において、3月23日の水道水の放射性ヨウ素131の測定結果が食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値を上回ったことを発表した。

乳児の飲用に関する放射性ヨウ素131の暫定的な指標値が1リットル当たり100ベクレルであるのに対し、ちば野菊の里浄水場では1リットル当たり220ベクレル、栗山浄水場では1リットル当たり180ベクレルの放射性ヨウ素131が検出された。

同局は2つの浄水場から給水を受けている世帯に対し、乳児の水道水の飲用を控えるよう呼びかけている。

ちば野菊の里浄水場の給水区域は松戸市の一部、栗山浄水場を経由して市川市、船橋市の一部で、栗山浄水場の給水区域は松戸市、市川市、船橋市の一部。

千葉県の浄水場の配水系統図