国土交通省は3月24日、東北地方太平洋沖地震の被害を踏まえ、今年4月から3年間にわたって実施予定だった高速道路の料金割引の実施を当面延期し、現在の料金割引を継続すると発表した。

2月16日に発表された新高速道路の料金割引では、ETCを搭載する普通車は平日の上限が2,000円、土日祝日の上限が1,000円となり、また、現金払いの普通車は平日および土日祝日ともに上限が2,000円となる予定だった。

普通車のエコカーの免税対象車の料金は軽自動車と同等の上限1,000円とし、現在行われている時間帯割引(通勤・深夜割引、平日昼間割引など)は継続される予定だった。

普通車の現在の料金割引制度では、平日は時間帯によって3割引と5割引、土日祝日は終日5割引で上限1,000円となっている。

普通車以下の現行の高速道路の割引制度(NEXCO地方部)

中型車以上の現行の高速道路の割引制度(NEXCO地方部)