ハギワラシスコムとシマンテックは、産業機器や業務用PCを主な対象とする、コンピュータウイルス対策USB製品の開発・販売において協業すると発表。あわせて、ハギワラシスコムは、「プロテクションUSB(シマンテック版)」シリーズを3月28日より販売すると発表した。価格は13,000円~。容量は2/4/8/16/32GBがあり、16/32GBは受注生産。
プロテクションUSBは、書き込まれたデータをスキャンし、ウイルス感染したファイルを即座に削除する「ウイルス監視機能」を搭載した、データ授受用のUSBメモリ。感染したファイルの製品への書き込みをブロックすることで、データ移動先機器へのウイルス感染を防ぐ。シマンテックでは、この製品にウイルススキャン技術「Content Scanning Application Programming Interface(CSAPI)」をOEM提供している。シマンテックがUSBメモリにウイルススキャン技術を提供するのは、今回が初となる。
販売されるプロテクションUSBは、ライトエディションと標準モデルの2種類があり、ライトエディションでは、ウイルス感染したファイルの書き込みをブロックし、データエリアへアクセスするためのパスワード設定が可能。標準モデルでは、ライトエディションに加え、2色のLEDを搭載し、ウイルス感染したファイルが書き込まれようとした場合に視覚的に告知する機能や、製品を接続した端末の情報をアクセスログとして保存する機能が追加されている。価格は、ライトエディションで13,000円~。
インタフェースはUSB 1.1/2.0で、対応OSはWindows XP/Vista/7。外形寸法はD79.0×W18.0×H9.4mm。