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MeFeediaは3月1日(米国時間)、インターネットで公開されているビデオコンテンツにおけるHTML5ビデオの調査結果を発表した。発表によれば、インターネットで配信されているビデオコンテンツのうち、63%がHTML5ビデオに対応しているという。1年前となる2010年1月の段階では10%ほどだったことから、この1年間でHTML5ビデオコンテンツが大きく増えたことがわかる。HTML5ビデオに対応したコンテンツの割合の推移は次のとおり。
- 2010年 1月 10%
- 2010年 5月 26%
- 2010年10月 54%
- 2011年 2月 63%
ビデオのほとんどはH.264が採用されているという。Googleが推進しているVP8 (WebM)のシェアはまだまだ低いということだが、Googleが運営しているYouTubeがVP8 (WebM)をデフォルトのエンコードとして採用するようになるとシェアは大きく変化することになる。iPhoneやiPadはFlashに対応していないため、こうしたデバイスに対して動画サービスを提供するにはHTML5ビデオが現実的な方法となっている。
なお、今回の調査は、約30000の動画サイト、3000万を超える動画コンテンツを対象に行われた。