Net Applicationsから2011年2月のOSシェアが発表された。発表されたシェアは次のとおり。
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows | 89.69% | ↓ | |
2 | Mac | 5.19% | ↓ | CIAインターネット人口のデータを反映した結果減少 |
3 | iOS | 1.81% | ↓ | CIAインターネット人口のデータを反映した結果減少 |
4 | Linux | 0.92% | ↓ | 微減 |
5 | Java ME | 1.04% | ↑ |
順位 | バージョン別OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows XP | 55.09% | ↓ | 下落傾向 |
2 | Windows 7 | 23.08% | ↑ | 力強い成長を継続 |
3 | Windows Vista | 11.01% | ↓ | 下落傾向 |
4 | Mac OS X 10.6 | 3.40% | ↑ | |
5 | Mac OS X 10.5 | 1.34% | ↓ |
Net Applicationsでは、米国中央情報局(CIA)が公開した世界中の国別インターネット人口データを加味して、統計方法を変更。インターネットの人口分布に基づいて計測データの重み付けを実施している。なお、CIAのデータによると、インターネット人口のシェアは中国が伸ばし、ほかの国は減らしている。日本は1億人弱で中国、米国に次いで第3位につけている。
重み付けが変更された結果、Mac OS XとiOSのシェアが減少している。Windowsは減少傾向を継続。Windows 7が力強い成長を続けるとともに、XPとVistaのシェアは減少。Windows XPのシェアは数年に渡って下落傾向が続いているものの、それでもなお55%を超えるシェアを確保している。