Net Applicationsから2011年2月のブラウザシェアが発表された。発表されたシェアは次のとおり。
順位 | ブラウザ | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | IE | 56.77% | ↑ | CIAインターネット人口のデータを反映した結果増加 |
2 | Firefox | 21.74% | ↓ | CIAインターネット人口のデータを反映した結果減少 |
3 | Chrome | 10.93% | ↑ | 成長傾向 |
4 | Safari | 6.36% | ↑ | |
5 | Opera | 2.15% | ↓ | |
6 | Opera Mini | 1.12% | ↑ | 成長傾向 |
順位 | バージョン別ブラウザ | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | IE8 | 34.95% | ↑ | 14ヶ月連続1位、成長傾向 |
2 | Firefox 3.6 | 17.82% | ↓ | |
3 | IE6 | 11.33% | ↓ | 中国人口を加味した結果減少傾向が鈍る |
5 | IE7 | 8.05% | ↓ | 下落傾向 |
6 | Chrome 9.0 | 7.56% | ↑ | |
7 | Safari 5.0 | 3.89% | ↑ |
Net Applicationsでは、米国中央情報局(CIA)が公開した世界中の国別インターネット人口データを加味して、統計方法を変更。インターネットの人口分布に基づいて計測データの重み付けを実施している。なお、CIAのデータによると、インターネット人口のシェアは中国が伸ばし、ほかの国は減らしている。日本は1億人弱で中国、米国に次いで第3位につけている。
1月には大きくシェアを落としたIE6だったが、IE6のユーザがもっとも多い国である中国の重み付けが増えた結果、IEのシェアが従来よりも増え、逆にFirefoxのシェアが減少した。IE8は14ヶ月連続1位を継続し、シェアは35%に到達しようとしている。IE7はIE6よりもシェア減少の傾向が強く、3月にはChrome 9よりもシェアが下がることになるとみられる。