ナナオは、マルチタッチ機能をサポートする23型電子カルテ画像表示ディスプレイ「EIZO RadiForce MS231WT」を、5月30日より発売すると発表した。価格はオープン。マルチタッチ機能搭載は、同社の医用ディスプレイとしては初だという。
マルチタッチ機能のサポートにより、紙カルテ使用時と同様の「捲る、書き込む、引っ張る」といった操作が可能で、タッチ方式には光学式(赤外線光学イメージング方式)を採用。タッチ面に強化ガラスを採用しており、手袋をはめたままでも、付属 のタッチペンでも操作可能。そのほか、1台1台の階調特性をDICOM Part 14に合うよう工場で調整し、簡易DICOMモードとして搭載。また、反射を和らげるアンチグレア加工を画面に施し、タッチ操作しやすいように画面の傾斜角度を変更できる機構を備える。
推奨解像度は1,920×1,080ドット、輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比は3,000:1。インタフェースは、DVI-D、HDMI、D-Sub。外形寸法/重量は、W557×H375.5×D194mm(チルト15度で設置時)/7.7 kg。