TIOBE Programming Community index |
TIOBE Softwareから2011年2月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは複数の検索エンジンの検索結果から対象とするプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2011年2月におけるインデックスは次のとおり。
プログラミング言語 | インデックス | 年間推移 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | Java | 18.482 | ↑ | 7ヶ月連続1位 |
2 | C | 14.986 | ↓ | |
3 | C++ | 8.187 | ↓ | |
4 | Python | 7.038 | ↑ | 5位から4位へ浮上。力強い成長を続け、2ヶ月連続で順位を上げている。 |
5 | PHP | 6.973 | ↓ | 4位から5位へ下落。下落傾向 |
6 | C# | 6.809 | ↑ | |
7 | (Visual)Basic | 4.924 | ↓ | |
8 | Objective-C | 2.571 | ↑ | 安定化傾向 |
9 | JavaScript | 2.558% | ↑ | |
10 | Perl | 1.907 | ↓ |
Pythonが力強い成長を継続しており、2月はPHPのポイントを超えて4位につけた。一方、PHPは下落傾向が続いている。これまで好調だったC#は2月はほぼ同じポイントで推移したものの、PHPが下落傾向にあるためポイントが僅差になっている。同じ傾向が続くと3月にはC#がPHPを超える可能性がある。
2月のTIOBE PCIには新しく検索エンジンBaidu(バイドゥ)の結果が取り込まれているほか、Yahoo!の結果を再度取り込むように変更が実施されたと説明がある。この変更の影響でJavaScriptがポイントを上げて10位以内に入った。2010年に大きく成長を見せたObjective-Cのポイント推移は安定化を継続しており、8位のポジションで推移している。