NECとNEC液晶テクノロジーは2月25日、天馬微電子股●(人偏に分という字)有限公司および同社の親会社グループの中国航空技術国際控股有限公司と中小型液晶パネル事業の強化に向けた資本提携に合意したと発表した。
NEC液晶テクノロジーは今年7月を目処に、中航国際グループ会社が70%の株式を保有するNECとの合弁会社となり、従来通り日本の液晶会社として産業用中小型液晶パネルをコアとした事業を行っていく。
NEC液晶テクノロジーは、産業系液晶に要求される少量多品種の製品については従来どおり秋田工場を用い、世界で2,000社規模の顧客に向けた事業を継続していく。ボリュームゾーンの製品やより大きなサイズの製品は天馬微電子が有する生産ラインを用いることで、同社の技術を生かした製品ラインアップの拡充と出荷量の拡大を目指す。同社と天馬微電子は部材購入などにおいても協業し、コスト対応力の強化を図っていく。