フィックスターズは、GNU General Public License version 2(GPLv2)に準拠した「Eclipse CUDAプラグイン」の提供を開始したことを発表した。
従来、同プラグインは同社の提供する「Yellow Dog Linux for CUDA」の機能の1つとして提供していたが、今回のリリースより、他のUbuntu、Fedora、Red Hat Enterprise Linuxといったディストリビューションでも利用可能になる。
同プラグインは、Linux OS上ですぐに使える状態で提供されているCUDA統合開発環境という位置付けで、これを用いることでCUDAをサポートしている各種のLinuxディストリビューション上で、コード生成、ビルド、デバッグなどのCUDA C/C++アプリケーション開発をGUIから簡単に行うことが可能になると同社では説明しているが、デバックに関しては、最新のCUDA環境ではデバイスエミュレーションがサポートされていないため、ホストコードのみデバック可能となるとしている。
なお、同プラグインはEclipse 3.5 (Galileo)またはEclipse 3.6 (Helios)に対応し、NVIDIA CUDA SDK version 3.0、3.1、および3.2上で稼働する。