Maruti Suzuki India Limited

スズキの子会社であるマルチ・スズキ・インディア(マルチ・スズキ)が新製品「WagonR DUO」のプロモーションサイトの公開を開始した。WagonR DUOはガソリンと液化天然ガス(LPガス、プロパンガス)の双方の燃料で動作するバイフューエル自動車。2つのエンジン制御ユニットを搭載し、ガソリンを使った走行もLPガスを使った走行も簡単に切り替えられるという特徴があるという。

マルチ・スズキはインドにおけるスズキの子会社。スズキ最大の子会社であり、日本におけるスズキの売上台数に匹敵する市場となっている。日本ではそのほとんどが主にタクシーに採用されるLPG自動車だが、日本以外では一般自動車に採用されるケースも多い。

WagonR DUOプロモーションサイト - マルチ・スズキ・インディア

WagonR DUOプロモーションサイト - マルチ・スズキ・インディア

環境技術を搭載した自動車として、日本ではハイブリッド自動車や電気自動車が注目されるケースが多いが、LPG自動車も排出する汚染物質が少なく低公害車と位置づけられている。ACEEEが発表した環境に優しい自動車も、トップはホンダシビックGX (圧縮天然ガス自動車)がランクインしている。LPGはガソリンや軽油と比べて廉価であるケースが多く、運用コストの面でもメリットがあるとみられている。