新日鉄ソリューションズ(NSSOL)とシトリックス・システムズ・ジャパン、日本マイクロソフトの3社は2月22日、大規模環境向けのデスクトップ仮想化インフラ分野で協業すると発表した。
3社の具体的な協業分野は「大規模ミッションクリティカルデスクトップ仮想化インフラストラクチャー(Virtual Desktop Infrastructure : VDI)」。今回の協業の主な目的は、企業におけるWindowsデスクトップ環境のセキュリティ対策向上や運用管理コストの削減とされる。
新日鉄ソリューションズは3月からVDIの導入コンサルティングや構築・運用サービスの提供を開始し、その後Citrix XenDesktopやWindows Server 2008 R2 Hyper-V、Microsoft System Centerを基盤としたVDIソリューションと、仮想化・運用自動化を実現する同社のクラウド技術を組み合わせたVDI検証プログラムを4月から顧客に提供開始する。
なお新日鉄ソリューションズは、同サービス関連の合計売上目標を「初年度7億円、3年後に15億円」としている。