Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Googleは2月17日(米国時間)、Chrome開発版のメジャーバージョンをアップグレードし、Chrome 11開発版として公開した。11へのアップグレードにともなってV8 JavaScriptエンジンが3.1.4へアップグレードされたほか、実験的機能とされているものの再設計された新しいクロスサイトスクリプティング監査機能がデフォルトで有効になっている。また、Mac OS Xにおいてタブオーバービューモードがデフォルトで有効になっている。

Googleは同日、Chromeベータ版をChrome 10へアップグレードしたことも発表している。Chrome 10ベータ版にはCrankshaft機能を実装した新しいV8エンジンが搭載されたほか、設定ダイアログから設定ページへの変更、マルウェアレポートの改善、古いプラグインをデフォルトで無効にする機能の有効化、Chrome Syncにおけるパスワード同期の有効化などが実施されている。

Chrome 11開発版 / Windows 7

Googleは2月3日(米国時間)、Chrome安定版をChrome 9へアップグレードしたことを発表。これでChrome安定版、ベータ版、開発版のすべてが9、10、11とそれぞれ新しいメジャーバージョンへアップグレードしたことになる。