富士通は2月21日、NTTドコモが提供を開始した「Xi(クロッシィ)」「FOMA」対応モバイルソリューション「モバイルセキュアデスクトップ」に対して、インフラとなるクラウド基盤を提供したことを発表した。
今回富士通がNTTドコモに提供したクラウド基盤のハードウェア構成はブレードサーバ「PRIMERGY BX922」、PCサーバ「PRIMERGY RX300」、ストレージ「ETERNUS DX90」「ETERNUS NR1000F 3140」で、ソフトウェアはクライアント仮想化ソフトウェア「Citrix XenDesktop」、仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」、OS「Windows Server 2008」となっている。
富士通はこれらのリソースをもとにNTTドコモのデータセンターに仮想化環境を構築。あわせて運用管理業務のアウトソーシングサービスも提供し、利用者の増大に対しても柔軟な拡張性を提供するとしている。