キヤノンは、4月12日から17日まで、イタリア・ミラノで開催される「ミラノサローネ」に出展。「NEOREAL WONDER(ネオリアル ワンダー)」をテーマにした映像表現の世界を創造すると発表した。参加クリエイターは、トラフ建築設計事務所とWOW。
ミラノサローネは、1961年より毎月4月にイタリア・ミラノで開催されるデザインの祭典で、今年で50周年を迎える。
同社は2008年より3年にわたり「新しい感性の世界」を意味する「NEOREAL(ネオリアル)」をテーマに出展を行っており、2011年はさらに新しい可能性を追求した「NEOREAL WONDER(ネオリアル ワンダー)」をテーマに軽やかさと革新性が共存する映像表現の世界を創造するとのこと。
作品では、トラフ建築設計事務所がメインに空間を作り上げ、無数の水糸を用いた立体スクリーンにビジュアルデザインスタジオWOWが手掛ける多彩な光の表情を凝縮した映像を投射。空間テーマは「Light Loom(光の織機)」、映像テーマは「Circle of light(光の循環)」。
なお、映像投射には同社製の反射型液晶パネルLCOSを搭載したプロジェクター「WUX10 MarkⅡ」など約20台を配置し、高精細な映像を映し出す。映像制作の一部には、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」や業務用ビデオカメラに採用しているCMOSセンサーを搭載したデジタルビデオカメラの新製品「iVIS HF M41」を使用する。