アカマイは2月17日、インターネットを経由した各種の攻撃からシステムを守る新ソリューション「Akamaiクラウド・ディフェンス・ソリューション」を発表した。同日より国内提供が開始される。
Akamaiクラウド・ディフェンス・ソリューションの最大の特徴は、同社が世界中に配置した8万4000台以上のサーバーを使って、DDoS(Distributed Denial of Service attack)をブロックする点。以下の機能/サービス群によって実現されている。
- インターネットからWebインフラを隠す機能
- ネットワーク・レイヤーでのIPブロックと帯域制限機能
- 第7レイヤー(アプリケーション・レイヤー)でのWebアプリケーション・ファイヤーウォール機能
- ドメインネームシステム(DNS)攻撃およびDNSSECからの防御をスケーラブルに実行
- 地域毎でのトラフィックのブロック
- 優先解除あるいはブロックの対象となる疑わしいボットと実ユーザーとの切り分け
- DDoSの専門家によるインフラ評価とランタイムの攻撃シナリオ作成
また、独自のフェイル・オーバー・サービスや、サービス内容合意書(SLA)に基づく年中無休24時間体制のサポートなども提供する。