パナソニック電工は、EVERLEDS(エバーレッズ)「美術館・博物館向け 個別調光機能内蔵LEDスポットライト」2タイプを3月1日より発売する。
同製品は、器具本体に聴講機能がついているため、美術館や博物館での各々の展示に合った最適な照明演出が可能な個別調光機能内蔵LEDスポットライト。高い演色性(平均演色性評価指数:Ra92)で展示物の色を忠実に再現する。
このたび発売になるのは、消費電力13.3Wで配光角度が狭角(10度)・中角(15度)・広角(30度)の「JR12V50形器具相当」と消費電力25.5Wで配光角度が狭角(10度)・中角(15度)・広角(35度)の「CDM-T35形器具相当」の2タイプ。いずれも色温度は3500K(温白色)・2700K(電球色)で光源時間は4万時間。価格はJR12V50形器具相当が3万2,550円、CDM-T35形器具相当が4万7,250円。
なお、4月末にはオールLEDに階層予定のパナソニック電工 汐留ミュージアムに同製品が約150台導入される予定。
LEDは省エネ・長寿命という特長に加え、紫外線や赤外線などの有害光線が少なく、展示品の損傷を抑えられるため、美術館や博物館などで主照明としての採用増加が期待されており、同社は作品ごとに調光可能な本製品を中心に、美術館・博物館などへのLED照明導入への提案活動をさらに強化していくとのこと。