ベイテックシステムズは2月16日、Google Appsを使った社内情報システムの導入支援サービス「サテライトオフィス・プロジェクト」の中で、Google Appsのシングルサインオン機能に日本ユニシスが提供する「SASTIKサービス」を採用し、提供を開始したと発表した。料金は1アカウント当たり月額500円から。
SASTIKサービスはSaaS型リモートアクセスサービスで、外出先や自宅でWebに接続できるPCに専用のUSB型認証キーを挿すだけで、日本ユニシスが提供するデータセンターを経由して顧客の社内ネットワークに接続して社内で利用しているWeb アプリケーションを利用することを可能にする。
ベイテックシステムズは、Google Apps導入支援の中で「サテライト・セキュリティーパック for Google Apps」を無償で提供しているが、よりセキュアな環境でリモートアクセスを行って閲覧したデータやアクセスした痕跡を一切端末に保存させないことで、情報漏洩対策を実現したいというユーザーのニーズを受け、SASTIKサービスとシングルサインオン機能を連携することにした。
同サービスを利用することで、SASTIKサービスのUSB型認証キーを所持するユーザーのみにGoogle Appsの利用を制限できるとともに、ユーザーが添付ファイルなどのデータのダウンロやコンテンツの印刷を禁止することが実現される。