富士通マーケティングは2月15日、中堅市場向けに提供してきた各種ICTサービスを体系化し直し、新たに「AZBOX(アズボックス)」などの名称でサービス提供を開始すると発表した。
同社はハードウェアやソフトウェアの導入から構築、サポートまでを網羅するサービス群について、ハードウェアから構築作業までのセット商品「AZBOX」、運用サポートサービス「IT用心棒」、オフィス向け環境サービスおよびSE作業を標準化したスタンダードサービスの4つに体系化。新たにセキュリティ管理、コミュニケーション基盤などのサービスを中心とした44のサービスを追加した。
「AZBOX」にはサーバ最適化(仮想化によるサーバ集約)や災害・障害対策(遠隔地バックアップ)、コミュニケーション(ビデオ会議など)、情報共有・活用(グループウェアなど)、PC管理、セキュリティ、ネットワーク(拠点間WANや無線LAN構築など)といった商品メニューが用意されている。
なお同社は今回の商品提供に際して、「AZBOX」のセット作業を担う「インフラ構築センター」秋葉原と品川に設立。また、従来の「ネットワークサービスセンター」を機能強化した「ITマネジメントセンター」(ユーザーやパートナー企業へのサポート業務を担う)を東京と名古屋、大阪に設立した。
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