富士通は2月15日、イオンマーケティングが2010年10月から開始した「イオンかざすクーポン」のICTインフラとして同社のクラウドサービスが採用されたことを明らかにした。

「イオンかざすクーポン」のイメージ

「イオンかざすクーポン」は、「おサイフケータイ」対応の携帯電話を店舗内のレジに設置された専用端末にかざすだけで、割引クーポンなどを利用できるようにするサービス。

現在は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県のジャスコなど47店舗における「イオンモバイルサービス」の新サービスとして稼働しているという。

このサービスは利用者数や利用量の需要予測が難しいといった特性があるとのことだが、このクラウドサービス導入によって柔軟かつ迅速なインフラ増強が可能になったとされる。

システムの全体像