エプソンは、財務・税務ソフトの搭載した会計事務所向けPC「インターKX」の新商品を、3月10日より発売すると発表した。スタンドアロンモデル「MS4001」とネットワークモデル「MS8000」の2種類があり、価格はそれぞれ1,480,000円(税別)と2,808,000円~となっている。使用可能ユーザー数は、MS4001が1ユーザー、MS8000が3~20ユーザー。

「MS4001」

「MS8000」

「インターKX」は、会計事務所業務を統合化する会計システムで、標準搭載の財務会計ソフト「インターKX財務会計2010」を中心として、オプションの税務申告・業務管理ソフトウェアともデータ連携する。また、Webプラットフォームサービス「会計Weplat」の各サービスを使用することで、いつでも事務所と同様の作業環境を実現し、データセンター上に財務データを一元管理し、顧問先企業と共有することもできる。

いずれのPCもRAID 1(ミラーリング) のディスクアレイを標準装備し、ネットワークアダプタを二重化して、信頼性を確保している。また、差分バックアップのほか、バックアップが終わると自動的に電源が切れる「自動電源OFFバックアップ機能」を備えている。

MS4001は、CPUがIntel Core 2 Quad Q9400(2.66GHz)、メモリが2GB、ストレージが160GB×2 HDD、OSがWindows 7 Professional。MS8000は、CPUがIntel Xeon X3330(2.66GHz)、メモリが2GB、ストレージが500GB×2 HDD、OSがWindows Server 2008 Standard Edition。