国土交通省は2月9日、平成23年度の高速道路の原則無料化社会実験計画(案)を発表した。これによると、道東自動車道「夕張-占冠」など6区間が高速道路無料化社会実験の区間に追加される。

全日全社の無料化社会実験については、沖縄道以外の区間は基本的に継続される。沖縄道は、「休日は無料、平日は実験前の割引から5割引」という沖縄県の意見を踏まえて6月以降に見直しを行う。

有料と無料が混在している区間の解消と延伸効果の検証を行うため、6月頃から329km6区間が追加される。

また、物流効率化のための夜間大型車無料化社会実験においても、1,493km5区間が追加される。

全日全車の無料化社会実験の追加区間(案)

道路名 区間名 供用延長
道東自動車道 夕張-占冠 35km
秋田自動車道 秋田中央-北上JCT 114km
舞鶴若狭自動車道 小浜-小浜西 12km
米子自動車道 米子-落合JCT 67km
大分自動車道 日出JCT-大分 22km
宮崎自動車道 えびのJCT-宮崎 81km

物流効率化のための夜間大型車無料化社会実験の追加区間(案)

道路名 区間名 供用延長
道央自動車道 千歳恵庭JCT-落部 212km
東北自動車道 青森-富谷JCT 331km
磐越自動車道・北陸自動車道 郡山JCT-米原JCT 618km
北関東自動車道 栃木都賀JCT-水戸南 81km
九州自動車道 鳥栖JCT-鹿児島 252km

平成23年度 全日全車の無料化社会実験区間(案)