大日本スクリーン製造は、同社が開発・販売する中国語フォント「ヒラギノ角ゴ 簡体字版」が三菱地所の作成する「サインデザインブック」にて、中国語書体の制定書体として採用されたと発表した。

ヒラギノ角ゴ 簡体字版(W3)

地図の拡大画像(※和文はヒラギノ書体ではない)

三菱地所は2002年に丸の内エリアにおけるサインデザインブックを作成して以来、改訂を重ね、すでに規定していた和英表記に中国語・韓国語を加え、4カ国語表記のデザインルールを規定。制定された書体は、丸の内仲通りの案内サインや、三菱地所の運営するビル内のサインに使用されることとなっている。

ヒラギノ角ゴ 簡体字版は、「ヒラギノ」シリーズの読みやすさに加え、既存の中国語書体には見られない現代的なデザインが特長のフォント。このたびの採用は、丸の内という街のイメージにふさわしく、サイン用途として高い視認性を備えた中国語書体として高く評価され、採用に至ったとのこと。