シャープは2月8日、中国 上海市に研究開発に特化した専門の会社を設立したことを発表した。
同社が設立したのは「シャープ先端科学技術研究開発(上海)有限公司 (中国語名: 夏普高科技研発(上海)有限公司)」で、設立日は2011年1月11日。
同社はこれまでにも現地販売会社内に先端技術研究開発センターを設置していたとのことだが、現地の顧客ニーズへの的確な対応や革新的な商品の創出を目指して体制を強化。新たに別会社を設立するに至った。
シャープ先端科学技術研究開発(上海)有限公司の研究テーマは環境技術やエネルギー技術、電子情報通信技術、材料技術の研究・開発。当初は65名体制(今春予定)で中国での"地産地消"を推進し、日本や米国、英国の既存研究開発拠点との連携も図る。