TIOBE Programming Community index

TIOBE Softwareから2011年1月のTIOBE Programming Community Indexが公開された。TIOBE Programming Community Indexは複数の検索エンジンの検索結果から対象とするプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2011年1月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 年間推移 備考
1 Java 17.773 6ヶ月連続1位
2 C 15.822
3 C++ 8.783
4 PHP 7.835
5 Python 6.265 6位から5位へ浮上
6 C# 6.226 5位から6位へ下落
7 (Visual)Basic 5.867
8 Objective-C 3.011
9 Perl 2.857
10 Ruby 1.784

2010年にもっとも大きく数値を増やしたプログラミング言語としてPythonが殿堂入りしたが、2011年1月もPythonは好調で、C#のシェアを抜いて5位になった。ただし、C#とPythonは計測がはじまってからほぼ同じ数値と傾向を維持しており、今後も順位を前後させながらシェアを延ばしていくのではないかとみられる。

2009年半ばから2010年後半へかけて大きくシェアを伸ばしたObjective-Cは、2010年後半からは数値が安定。2011年1月も数カ月前とそれほど変わらない数値で推移している。2008年に入ってから成長傾向がはじまり、2010年の半ばにはJavaの数値を超えて1位になったC言語はその後人気を落とし、2010年はじめごろの数値まで値を減らしている。