PFUは、ドキュメントスキャナ「ScanSnap」のネットワーク対応製品として、自動両面対応でADF付きのA4スキャナ「ScanSnap N1800」を発表した。25日より販売が開始される。価格はオープンだが、同社直販サイト「PFUダイレクト」の価格は178,000円。
本体には、8.4インチでXGA対応のタッチパネル液晶を搭載し、ワンプッシュで操作が可能。画面メニューはログインするユーザーごとにカスタマイズでき、予め作業内容をまとめて登録できる「ジョブ設定」機能も搭載する。
出力方法としては、E-mail送信、FAX送信、プリンタ印刷、ネットワークフォルダへの保存、SharePointフォルダへの保存がある。
さまざまな自動機能を搭載し、用紙サイズ、原稿のカラー/モノクロ、傾き、向き、両面を自動で判断し、白紙ページ削除機能も搭載する。また、大規模導入に対応するため集中管理ソフトを搭載。一括アップデート、消耗品等の自動監視、設定の引き継ぎ機能を備える。
連携機能Add-inを組み込むことで、クラウドサービスとの連携もでき、Googleドキュメント用のAdd-inが4月1日に提供予定のほか、その後Salesforce CRMのクラウドサービスとの連携用Add-inも提供される予定。これによって、読み込んだデータをクラウド上に保存して管理することができる。また、オプションの専用SDKを利用することにより、ユーザー自身がAdd-inを開発することも可能だ。
出力解像度は、150/200/300/600dpiで、読み取り速度は片面20枚/分(200、300dpi)、両面40面/分(200、300dpi)、原稿搭載容量は50枚。インタフェースは100BASE-TX対応LAN。外形寸法/重量は、W300×D226×H172mm/6kg。