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Red Hatは2007年6月、すべてオープンソースソフトウェアで構成されたOpenJDKを構築するためのプロジェクトIcedTeaを立ち上げた。当時のOpenJDKはすべてオープンソースソフトウェアにはなっておらず、いくつかの部分は提供されているバイナリファイルを必要としていた。IcedTeaはバイナリ部分をオープンソースソフトウェアで置き換えた成果物の提供を目的としていた。
2月2日(米国時間)、IcedTeaのプロジェクトをベースにした新しいプロジェクトからの最初の1.0リリースが発表された。IcedTea-Webと呼ばれる取り組みで、JavaアプレットやJava Web Startに対応した動作をするためのブラウザプラグインの開発を目的としている。
当初の予定からだいぶ遅れてのリリースとなったが、すでに次のリリースへ向けた開発も取り組まれており今後も継続してリリースが実施されていくものとみられる。IcedTea-Webの成果物はすでにOpenJDK6にブラウザプラグインの機能を追加する目的などでも活用されている。