大塚商会は、同社のプライベートイベント「実践ソリューションフェア2011」を、2月2日 - 4日までの3日間、東京・芝公園のザ・プリンス パークタワー東京で開催している。
今年50周年を迎える大塚商会が、1978年に第1回目の同イベントを開催したのが東京プリンスホテル。その後、東京・品川の品川パシフィックホテルで開催してきたが、昨年閉館したことにあわせて、今年から会場をザ・プリンス パークタワー東京に移した。「50周年を迎える節目に、原点に戻った気持ちで開催することができた」と、大塚商会の大塚裕司社長は語る。34回目を迎える今回の開催テーマは、「誕生! 確かなIT、元気なビジネス」。期間中に、首都圏の同社取引先などを中心に、約9,800社、約1万3,200人の来場を予定している。
展示会場は、ソリューションゾーンとプロダクトゾーンにわかれ、約260種類のシステムを展示。
ソリューションゾーンでは、「どこでも便利!最新モバイル&コミュニケーションゾーン」として、最先端のスマートフォン、タブレット、ビジネスフォン、各種モバイル、映像コミュニケーション、セキュリティなどの関連製品を展示したほか、「スマートフォン&タブレットPCハンズオン」コーナーでは、iPadなどを利用したオフィスでの利活用シーンなどを、来場者が機器を実際に手にしながら体験することができた。
また、「まとめてお得!安心クラウドゾーン」では、たよれーるのサービスラインアップを紹介したほか、クラウドサービスである「マネージドネットワークサービス(MNS)」や、インターネットおまかせパックなどを展示。通常は、決算会見などでは、クラウドという言葉を使用してこなかった大塚商会だが、会場ではクラウドを前面に打ち出した展示を行っていた。
さらに、「だれでも使える!即戦力ゾーン」では、同社の基幹系パッケージソフトである「SMILEシリーズ」などのほか、製造、建設、流通、文教などの業種ごとにアプリケーションを展示していた。
プロダクトゾーンでは、各ハードメーカーから最新のPCやタブレット端末、サーバ、ストレージ、複写機などが展示されていた。
併催されたセミナーでは、特別セミナー9コース、一般セミナー46コース、CAD体験セミナー22コースを用意した。
なお、実践ソリューションフェアは、2月9日 - 10日までが名古屋のヒルトン名古屋で、2月16日 - 17日が大阪のグランキューブ大阪で、それぞれ開催される予定である。
実践ソリューションフェアの受付の様子。RFIDで管理され、後日、訪問したブースに関連する説明を受けることも可能だ |
終日満員となった実践ソリューシンフェアの会場 |
会場は、ザ・プリンス パークタワー東京の地下1階宴会場のすべてを利用する大規模なものとなった |
会場内ではワークショップも開催。Office365は来場者の注目を集めていた |
PCメーカー各社も展示。NECはVersaProやMateなどの企業向けPCを出展 |
レノボはThinkPadシリーズを前面に展示していた |
日本IBMが展示していたストレージ「IBM System Storage DS3500」 |
日本ヒューレット・パッカードはデスクトップPC、ノートPCとオフィス向けプリンタ「Officejet7500A」を展示 |
コンシューマ向けの3DデスクトップPCも展示した富士通。ストレージやサーバも同時に展示 |