medibaは2月3日、ビデオリサーチインタラクティブと共同で実施した「スマートフォンの利用実態および広告意識に関する調査」の結果を発表した。同調査では、Android端末ユーザーとiPhoneユーザーに分けて、スマートフォンの利用状況をまとめている。
同調査は、男女15~59歳のスマートフォン利用者998人を対象に実施したもので、端末の内訳はAndroid端末ユーザーが697人、iPhoneユーザーが301人となっている。
性別・年代別では、iPhoneユーザーが男性51%、女性49%とほぼ同数で、平均年齢が32.1歳であるのに対し、Android端末ユーザーは男性82%、女性18%と男性が圧倒的に多く、平均年齢は35.3歳だった。比較的デジタルリテラシーが高いとされるM1層(男性20~34歳)、M2層(男性35~49歳)の比率がAndroid端末ユーザーは高い。
職業別では、iPhoneユーザーは有職者が66%で学生が19%であるのに対し、Android端末ユーザーは有職者が83%、学生が9%と学生の比率が低い。また、会社員の割合も37.9%のiPhoneユーザーに対し、Android端末ユーザーは57%と高くなっている。
ダウンロードしたアプリのジャンルは、Android端末ユーザーでは上から「天気(71%)」、「ゲーム(68%)」、「ニュース(67%)」の順となり、iPhoneユーザーに比べると、実用性のあるアプリのダウンロード率が高いことがわかった。
アプリ内の広告に関する質問において、iPhoneユーザーの場合、「無料アプリ内広告がまったく気にならない」が19%、「有料アプリ内広告がまったく気にならない」が14.6%であるのに対し、Android端末ユーザーの場合、「無料アプリ内広告がまったく気にならない」が25%、「有料アプリ内広告がまったく気にならない」が20%と回答しており、Android端末ユーザーのほうが広告に対してポジティブな傾向という結果が出ている。