グーグルは2月2日、世界の17美術館と協力し、1,000以上の芸術作品をオンラインで鑑賞できるアートプロジェクトを開始したと発表した。同プロジェクトでは、室内の撮影用に特別にデザインされたストリートビューの機材で美術館の館内や作品を撮影している。
同プロジェクトのWebサイトでは、まるで美術館の中を歩くようにして、486名の芸術家による1,000以上の絵画を高解像度で鑑賞することができる。各美術館から1点ずつ、超高解像度で撮影された作品も収録されており、画家の筆のタッチまで詳細に見ることが可能。
同プロジェクトに協力している美術館は以下のとおりで、ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」や、レンブラント作「夜警」、ゴッホ作「星月夜」「画家の寝室」、ベルサイユ宮殿の内部、葛飾北斎作「雷神」、伊藤若冲作「鶴図」などが鑑賞できる。
- メトロポリタン美術館(米国)
- ニューヨーク近代美術館(米国)
- フリーア美術館(米国)
- フリックコレクション(米国)
- アルテ ナショナルギャラリー(ドイツ)
- 絵画館(ドイツ)
- カンパ美術館(チェコ)
- ソフィア王妃美術館(スペイン)
- ティッセン=ボルネミッサ美術館(スペイン)
- ナショナルギャラリー(英国)
- テート・ブリテン(英国)
- ヴェルサイユ宮殿(フランス)
- アムステルダム国立美術館(オランダ)
- ゴッホ美術館(オランダ)
- エルミタージュ美術館(ロシア)
- 国立トレチャコフ美術館(ロシア)
- ウフィッツィ美術館(イタリア)
各美術館内のストリートビューへはGoogle マップからもアクセスでき、ヴェルサイユ宮殿は外観も見ることが可能。