日本ヒューレット・パッカードは、「HP Indigo デジタル印刷機」の最上位モデルとなる「HP Indigo 7500 デジタル印刷機」の発売を開始した。

「HP Indigo 7500 デジタル印刷機」

HP Indigo デジタル印刷機は、平均1マイクロメートルの極小粒子による高い記録解像度を備えた「HPエレクトロインキ」と、生産性と耐久性に優れたデジタルオフセット機構により、小ロット印刷から大量印刷まで幅広い印刷ニーズにオフセット品質で対応。

このたび発売されたIndigo 7500では、標準の4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に加えて、ライトシアン、ライトマゼンタといったフォトインキ、また、透明、メタリック、カラーメディアなど特殊素材への印刷を可能にするホワイトインキや特色にもオプションで対応する。さらに、PANTONEカラーの97%と幅広い色域をカバー。

A3ノビサイズまでの印刷に対応し、A4サイズで4色カラー印刷が最速120ページ/分、2色/1色の印刷は最速240ページ/分の高速印刷を実現。内蔵するインテリジェントオートメーション機能「ビジョンシステム」により、キャリブレーションと自己診断を自動で行うことで、印刷機の稼働時間を最大化する。

また、インキを含む、ブランケット、ローラーなどの消耗品の提供を含み、出力枚数に応じて料金を課金する仕組みとなる「クリックチャージプログラム」によりランニングコストを軽減することが可能となる。

印刷解像度は2,438×2,438dpi(高解像度モード)で、価格は8400万円。