日本サムスンは、業務用のディスプレイとして、光学式タッチパネル搭載の65型の「SyncMaster 650TS」と、同じく65型の「SyncMaster 650MP」を2月下旬より販売すると発表した。価格はオープンプライス。
SyncMaster 650TSは、デュアルタッチパネル(2点押し)対応により、複数人での同時に操作や、複数の指による対象の移動、回転、画像のズームなど、スマートフォンのような入力を可能としている。また、専門のシステムインテグレーターより提供されているソフトウェアをインストールすれば、電子黒板としても使用できる。
SyncMaster 650MPは、液晶パネル表面に映りこみを低減する低反射加工処理により、視認性の向上を実現し、パブリックスペースでの使用のほか、会議室プロジェクタの代替として最適なディスプレイ。自己診断機能を標準装備し、付属のMDC(Multiple Display Control)ソフトウェアを使って、電源オン・オフの監視、バックライト点灯の監視、内蔵ファンの障害、内部異常温度の監視ができる。
いずれの機種も、最大解像度は1,920×1,080ドット、輝度が500cd/平方メートル、コントラスト比が5,000:1(ダイナミックコントラストは10,000:1)、視野角は上下/左右ともに178度で、15W×2のスピーカーを内蔵する。
主な入力インタフェースは、SyncMaster 650TSがD-Sub、DVI-D、コンポジット、HDMI、SyncMaster 650MPがD-Sub、DVI-D、コンポジット、コンポーネント、HDMI、BNC。外形寸法/重量は、SyncMaster 650TSがW1,554×H924×D138mm/70kg、SyncMaster 650MPがW1,554XH924XD123.9mm/58kg。