Advantechの日本法人であるアドバンテックは1月27日、「Intel Atom N455/D525」を搭載したハーフサイズCPUボード「PCA-6782」を発表した。
N455搭載モデル(PCM-6782N-S6A1E)はCPUクーラーやアドオンRAMモジュールなどの稼動部をなくしており、耐震性や防震性を向上させることで、長期MTBF(平均無故障時間)を実現した。
一方のデュアルコアプロセッサであるD525搭載モデル(PCM-6782D-S8A1E)は、集中的なデータ処理やマルチメディアデータの処理などを行うアプリケーション向けながら、ISA規格のバスを採用しているため、旧来の資産を引き続き活用することができるようになっている。
メモリはDDR2-667(最大2GB)に対応しているほか、VGAとLVDSのデュアルディスプレイに対応。ギガビットLANのほか、PC/104×1、SATA×3、COM×2、USB2.0×8、8ビットのGPIOなどのI/Oが用意されている。
価格はオンライン価格でN455搭載モデルで2万6100円(税抜き)、D525搭載モデルで2万8300円(税抜き)となっている。