弊社刊行の雑誌『Web Designing』のサイトレビュー記事「WD Website Front」から気になるサイトをピックアップ。今回は、2011年2月号に掲載された、HTML5で制作された「New York Times」のオンライン版を紹介する。
クレジット
□クライアント:The New York Times Company
HTML5で制作された「New York Times」のオンライン版。すっきりと見やすいデザインで、縦横ともにサイズやレイアウトが可変、ページ遷移はスライドを基本とした設計となっている。さらに、ページのレイアウトをカスタマイズする機能が用意されていたり、ショートカットキーで閲覧できたりと、「読むためのデジタルコンテンツ」に特化して設計されていることが見てとれる。表示速度や広告の挿入など細かな部分に欠陥があるところを見ると、まだテスト的に公開された段階のようだが、HTML5を活かした最新のコンテンツ設計をぜひチェックしてほしい。
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