米Googleがクーポン共同購入サービスを開始する―このようなニュースを米国の各メディアが報じている。

米ニュースサイト「Mashable」では、新サービスのファクトシート(概要紹介資料)を入手したことを発表。文書そのものを公開したうえで、現在パートナー企業とテストを実施しているといった主旨の米Google 広報担当者のコメントも引用している。

Mashableが公開しているファクトシート

ファクトシートには、「Google Offers」というサービス名称が記載されている。内容は、購入者が一定数集まると決済が行われる事前購入型のクーポンサービスで、米各誌ではGrouponの対抗サービスとして取り上げている。「Googleは中小企業のビジネスを支援するサービスと位置付けている」とされており、Mashableでは、取引が成立してから3日以内に出店業者に対して規定額の80%が支払われ、残りの20%は購入者から返金などを求められたときのために60日間プールしておくという運用ルールも紹介している。