NECは1月24日、タイトーと共同でタイトーが運営しているアミューズメント施設においてNEC製マルチサービスターミナルとタイトーのWebサイトとの連携による新サービスの実証実験を開始すると発表した。
今回、2つの機能を実証する実験が行われる。1つの機能は広告やキャンペーンなどのデジタルサイネージ機能で、マルチサービスターミナルの液晶タッチパネルモニタ上で、広告やキャンペーンなど、複数パターンの告知が行えるというもの。
もう1つの機能はURL送信機能で、マルチサービスターミナルに携帯電話をかざすだけで広告やキャンペーンなどに連携したタイトー専用WebサイトのURLが受信可能となるもの。本来、タイトー専用Webサイトへアクセスするには、施設内のポスターなどの広告媒体からカメラを起動してQRコードを読み取りURLを取得する必要があるが、マルチサービスターミナルのAD Push機能によって操作が容易になる。
実験対象となる施設は、タイトーステーション浅草店、アムゼ(青森県)、タイトーステーション福岡天神店の計3店舗で、実験期間は2011年1月24日から同年3月末日までの予定。
NECとタイトーの実証実験のイメージ |