富士ゼロックスは1月20日、複合機だけでなく、照明やコンセント電源などオフィス全体の電力をCO2換算して可視化する「環境負荷監視システム」を開発し、提供を開始すると発表した。
同システムは従業員別CO2の排出量を可視化し、複合機の操作パネルに個人別のECO度を表示するもの。具体的には、ICカードを用いて複合機認証を行った際、複合機の操作パネルに「ECO診断」を表示する。部門内のECO度ランキング、CO2排出量・利用枚数の推移なども表示することが可能。
管理者向けの機能としては、複合機やプリンタの利用による電力量と出力枚数からCO2排出量を算出するだけでなく、照明やPCなどの電力情報をシステムに入力することで、CO2排出量が算出できる。
同システムの1サーバ当たりの価格は9万8,000円で、別途、設計&構築・設置費用と3万円のソフトウエアサポート料金年額が必要。