レッドハットは1月18日、オープンソースのビジネスルール管理システムの新版「JBoss Enterprise BRMS 5.1」をリリースすることを発表した。
JBoss Enterprise BRMSは、オープンソースソフトウェアで構成されるビジネスルール管理システム。業務ポリシーやビジネスルールの作成、管理機能などを備える。
新版では、Google Web ToolKit 2.0を採用してUIを刷新したほか、パフォーマンスの改善や、間もなくのリリースが予定されている「JBoss Enterprise SOA Platform 5.1」との相互運用性確保などが行われている。また、技術評価用のプレビュー機能として、「複合イベント処理(Complex Event Processing)」や「ルールサーバ」なども組み込まれている。
「JBoss Enterprise BRMS 5.1」のサブスクリプション費用は16コアあたり年額312万円(税別)。テクニカルサポート、製品アップグレード、修正プログラムの提供などが含まれる。
なお、レッドハットは今月12日に、同じくオープンソースの企業向けポータル基盤の新版「JBoss Enterprise Portal Platform 5.1」もリリースしている。こちらのサブスクリプション費用は16コアあたり218万4000円(税別)。