日本労働組合総連合会(以下、連合)は1月11日、「理想の日本像に関する意識調査」の結果を発表した。同調査によると、理想のリーダー像のトップは池上彰氏となったほか、マツコ・デラックス氏も上位にランクインしたことがわかった。
今回の調査は「働くことを軸とする安心社会」を目指すべき社会の姿とした上で、現在の日本人がどのような意識を持っているのかを調査することを目的としたもので、2010年12月11日~12月14日の4日間、全国の15歳から59歳の男女1,000名を対象に実施された(調査業務はネットエイジア株式会社が担当)。
同調査によると、「2011年に身近で活躍して欲しいと思う理想のリーダー像(各界の著名人)」のトップが池上彰氏(報道界)という結果となったほか、同項目における上位10人にマツコ・デラックス氏(評論界)や水嶋ヒロ氏(文学界)、中川翔子氏(オタク界)の名前がランクインした。
ちなみに5位にランクインしたマツコ・デラックス氏について同調査では「男性9.0%、女性16.2%と7.2ポイント差で女性からの支持率が高い」とされている。
今回の「理想のリーダー像」に関する項目は「アニメやマンガ」と「各界の著名人」、「スポーツ選手・監督」に分かれており、「アニメや漫画」のトップ3は矢島金太郎(「サラリーマン金太郎」)、(麦わらの)ルフィ(「ONE PIECE」)、工藤新一(「名探偵コナン」)に、「スポーツ選手・監督」ではイチロー氏、星野仙一氏、王貞治氏となった。
なお、同調査における「理想とする社会像が描かれたアニメや漫画」の上位4位は、「サザエさん」「ドラえもん」「ONE PIECE」「サラリーマン金太郎」となっている。