シーサーは、CSS3のWeb Fonts機能を利用することにより、簡単な設定で自身のサイトのフォントを変更できるサービス「デコ文字」にサブセット機能を追加。表示スピードが大幅に向上したと発表した。
デコ文字は、サーバにアップされたフォントファイルをCSSで読み込むことによって、ブラウザに任意のフォントを表示できる技術を用いたウェブフォント(CSS3 Web Fonts)サービス。同サービスを利用することによって、ブログやホームページのフォントを変更できる。
このたび同サービスに追加されたサブセット機能は、デコもじを利用して自身のサイトやブログ内にWebフォントを適用するユーザー向けの新機能。ユーザーが指定した文章や文字のみが収録されたフォントファイルを生成する機能となっている。
これまでは、全文字種が収録されたフォントファイルをダウンロードする仕組みのみだったため、日本語書体の場合、ファイルサイズが大きくなり、閲覧環境によってはフォントの表示に時間がかかることもあった。サブセット機能を使用することによって、ダウンロードするフォントファイルのサイズが軽量化し、表示スピードの高速化が実現する。