リコーは、デジタルフルカラー複合機の新製品として、スキャナ/プリンタ機能を標準搭載したA3対応のハイパフォーマンスモデル「imagio MP C5001it/C5001A it/C4001it」を発表した。1月17日より発売され、価格は、imagio MP C5001itが233万円(税別)、imagio MP C5001A itが247万円(税別)、imagio MP C4001itが208万円(税別)。imagio MP C5001A itのみ、1パス両面ADFが標準搭載されている。

imagio MP C5001A it

新製品は、内部に100GBのファイルサーバを搭載し、スキャンデータ、受信ファクス(FAX機能はいずれもオプション)、受信メール、外部メディアのデータなどの格納が可能。また、ネットワークにつながったパソコンからのデータの書き込みや取り出しもできる。ハードディスクはパスワード設定機能を標準搭載し、オプションで入出力ファイルのウィルス検索/駆除も可能となっている。

また、同社が提供するオンラインストレージサービス「quanp」との連携も可能で、本機でスキャンしたデータ、USBメモリやSDカードなどの外部メディアのデータをquanpに保存できるほか、逆にquanpに保存したデータを本機に呼び出し、出力したり外部メディアに保存することも可能。

そのほか、ネットワーク上の他のリコー複合機へ印刷データを送信・蓄積し、他機にて印刷ジョブを確認して出力することもできる。

解像度は読取/書込ともに600×600dpi、連続複写速度は、imagio MP C5001it/C5001A itが毎分50枚(A4ヨコ)、imagio MP C4001itが毎分40枚(A4ヨコ)、給紙容量は標準550枚×2段+100枚(手差し)。外形寸法は、imagio MP C5001it/imagio MP C4001itがW670×D760×H895mm、imagio MP C5001A itがW670×D760×H930mm。占有寸法はいずれも1,065×780mm。インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX(オプションで1000BASE-Tに対応)、USB 2.0。