台湾MediaTekは1月5日(米国時間)、3Dテレビ向けの120Hz駆動対応SoCソリューションを発表した。また、併せて家庭のデジタル化に向けたスマートテレビ・ソリューションも発表した。

米調査会社DisplaySearchの予測によると、2010年の3Dテレビの推定出荷は340万台で、3Dテレビ市場浸透率はFPD-TV総台数比で5%ながら、2014年には37%に拡大することが予想されているほか、インターネットテレビは、2010年の4000台から2014年には1億1800万台に成長することが予測されている。

同ソリューションは、120Hzと240Hzのパターンリターダー/シャッターグラス機能を持つ3Dテレビ・ソリューションで、マルチビュー・ビデオコーディング(MVC)のほか、3Dビデオ・オンデマンド(VOD)、VC-1、3D Blu-Ray、ブロードキャスティングなど、さまざまな3Dメディア・フォーマットをサポートすることが可能だ。

一方のスマートテレビ・ソリューションは、ビデオ電話、ビデオ・オンデマンド、無線接続をサポートしており。Bluetooth、無線PANなどの無線規格を用いることで、ユーザーがより高速で高品質のビデオ・エンタテインメントを楽しむことを可能としている。