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IPv4のプール枯渇を予測しているIPv4 Address Reportは、23日現在の推測でIANAのプールが枯渇する日を2011年2月19日、RIRのプールが枯渇するのを2011年11月14日と見積もっている。IANAの枯渇まであと55日だ。10日の段階でIANAのプールが枯渇する日が2011年3月1日、RIRのプールが枯渇する日が2011年11月29日と見積もられていた。2週間足らずでそれぞれ2週間分ほど枯渇日が早まったことになる。
IPv4 Address Reportの見積もりは時に前後するが、2010年11月の予測から徐々に枯渇予想日が早まっており、このままいけばさらに早い段階でIANAのプールが枯渇する可能性がある。
IANAのプールが枯渇してもすぐに割り当てるIPv4がなくなるわけではない。AfriNIC、APNIC、ARIN、LACNIC、RIPE NCCが保持しているIPv4が枯渇した段階で、その地域に新規配布できるIPv4がなくなることになる。中でも成長が著しいAPNICのプールはかなり早い時期になくなるとみられる。APNICの配布地域には日本も含まれており、APNICから日本に割り当てできる新規IPv4は2011年の前半には枯渇するのではないかと予測される。